副業が続く人のタスク管理ツール4選【22歳SIerが実際に使って選んだ】

副業会社員向けタスク管理ツール4選を比較した記事のアイキャッチ
優太

「副業 タスク管理 ツール」で検索すると、機能比較の記事は山ほど出てくる。でも会社員が本当に知りたいのは「本業と両立しながら、無料で、続けやすいツールはどれか」だ。

22歳のSIer会社員として、副業を始めてから1年で4つの主要ツールを試した。エンジニアとして「AI連携できるか」「自動化に強いか」という視点もセットで見てきた。

この記事では以下を解説する:

  • 副業会社員のタスク管理ツール選びで重要な3つの軸
  • Notion・Googleカレンダー・Todoist・Toggl Track の4ツール比較表
  • 「続けやすさ」で選ぶならどのツールか
  • AI連携・自動化の観点で見た各ツールの強み

結論を先に言う。「最高のツール」は存在しない。「自分の続け方に合うツール」が存在するだけだ。

先に白状すると、自分は最初「最強のツールさえ見つければ続く」と思ってた。で、ツール探しに時間を溶かした。正直、一番の無駄だった。

副業会社員のタスク管理ツール選びで本当に重要な3つの軸

「機能が多いツール」を選んでも続かない。会社員が副業を続けるために必要な評価軸は3つだけだ。

軸①:副業初心者が続けやすいか

多機能なツールほど、設定にかかる時間と判断のコストが大きい。仕事で疲れた夜に、複雑なツールの設定画面を開く気力は残っていない。

「開いた瞬間に何をすればいいかわかる」シンプルさが、続けやすさの最大の要素だ。機能が90点でも、開かなくなれば0点になる。

軸②:無料で使えるか

副業の初期は収益がゼロから始まる。ツールに月1,000円課金する判断は、続けるかどうかわからない段階では重い。

無料プランで副業継続の骨格が作れるかどうかが、最初の判断ポイントになる。「続けられるかどうかを試す段階で、有料は早い」のが現実だ。

軸③:本業と両立しやすいか

会社員の副業は「本業の時間外でやる活動」だ。本業のスケジュール・タスク管理と完全に分離できるか、または自然に統合できるか。この観点が抜けたツール選びは続かない。

本業で使っているツール(Outlook・Teams・社内システム)と副業ツールが混在すると、頭の切り替えができなくなる。

ツール選びの優先順位は「続けやすさ>無料>本業との両立」。機能の多さは評価軸に入っていない。会社員の副業では、高機能より「疲れた夜でも開けるか」が勝敗を分ける。

副業会社員向けタスク管理ツール4選【22歳SIerが実際に使って選んだ】

1年間で4つのツールを試した。それぞれの特徴と、どの人に向くかを正直に書く。

ツール続けやすさ無料で使えるか本業との両立AI・自動化連携向いている人
Notion△ 初期設定が重い◎ 個人無料○ 完全分離可能◎ Notion AI・API豊富記録と管理を一体化したい人
Googleカレンダー◎ 直感的◎ 完全無料◎ 既に使っている人が多い○ Gemini連携・Zapier対応時間軸で副業を回したい人
Todoist◎ シンプル○ 無料版で十分○ プロジェクト分離可能○ ChatGPT連携可能タスクを淡々と消化したい人
Toggl Track○ 計測のみ◎ 個人無料◎ 計測専用で完全分離△ レポート出力のみ副業時間を数字で把握したい人

※各ツールの無料プランの範囲や仕様は変更される場合があるため、最新の条件は公式サイトで確認してほしい。

Notion──情報も予定もアイデアも一箇所にまとめたい人向け

副業を始めたとき、最初に選んだのがNotionだった。理由は「全部入る」と聞いたから。記事ネタ・収支管理・スケジュール・学習記録、全部Notionで管理しようとした。

正直に書く。1ヶ月で開かなくなった。

原因は明確だった。「最強のNotionワークスペース」を作ることが目的化して、肝心の副業作業が進まなくなった。テンプレートを探し、データベースを作り、リンク機能を試している間に、ブログ記事は1本も書けていなかった。

ただ、これは「Notionが悪い」のではなく「使い方を間違えた」だけだ。今は使い方を変えて再導入した。週次レビューと記事ストックの管理だけに用途を絞った。タスク管理には使わない。記録と振り返りの場所にした。

SIerとしてAPIやデータベース設計に慣れている人ほど、Notionの自由度を活かせる。逆に言えば、「設定が楽しい」と感じる人でないと最初で詰まる。

合う人:記録・データベース・記事管理を一元化したい人・Notion AIで文章のサポートを受けたい人。
合わない人:「設定する時間が惜しい」「シンプルに始めたい」人。

Googleカレンダー──時間で副業を回す設計をしたい人向け

Notionで挫折したあと、シンプルさを優先して切り替えたのがGoogleカレンダーだった。これが一番続いた。理由は3つある。

1つ目:すでに毎日見ているツールだから、開く習慣が不要だった。本業のスケジュール確認のついでに、副業の予定も目に入る。

2つ目:時間ブロックで考える発想が、会社員の副業に最も合っていた。「タスクのリスト」より「時間の予約」のほうが、実際に動ける。21時〜22時に「副業:記事執筆」というイベントを入れておくと、その時間が来たらやるしかなくなる。

3つ目:本業のスケジュールが見えるから、副業時間を「無理のない場所」に置ける。残業が確定している日は副業をスキップする判断ができる。罪悪感が残らない。

22歳のSIerとして、本業のスプリント会議・コードレビューの時間が読めない日は多い。それでもGoogleカレンダーで時間を先に確保しておくと、空いた30分が副業に流れる。

合う人:すでにGoogleカレンダーで仕事を管理している人・時間ブロックで動きたい人・Gemini連携でリマインドを自動化したい人。
合わない人:「カレンダーに予定を入れる」習慣がない人。

時間・タスク・環境の3層で副業を仕組み化する方法はこちら

Todoist──タスクを淡々と消化したい人向け

Todoistを継続的に使っている副業会社員には共通のパターンがある。「考えるより動きたい」タイプだ。

Todoistは設計思想がシンプルで、「タスクを書く・期日をつける・終わったらチェックする」という3アクションに最適化されている。Notionのような自由度はないが、その代わり迷いがない。

会社員でTodoistが定着するのは、こんな人が多い。

  • カルマスコア(タスク完了ポイント)でゲーム感覚で続けたい人
  • シンプルなToDoリストで十分な人
  • 朝活でタスクを並べ、夜に消化していくリズムが取れる人

逆にNotion的な「記録・振り返り・データベース」の用途には向かない。タスクの実行に振り切ったツールだ。

AI連携については、ChatGPTでタスクを生成してTodoistにコピペするフローを組んでいる人を見かける。Zapier経由でChatGPTからの直接連携も可能だが、設定の手間と継続性のバランスは要検討だ。

合う人:シンプルなToDoだけあればいい人・スマホで隙間時間に消化したい人。
合わない人:記録や振り返りもツールに任せたい人。

Toggl Track──副業時間を数字で把握したい人向け

Toggl Trackは「タスク管理ツール」ではなく「時間計測ツール」だ。タスクの管理ではなく「何にどれくらい時間を使ったか」を測ることに特化している。

副業会社員でToggl Trackを使い続けている人は、「自分の時間使用を可視化したい」タイプが多い。「週何時間副業に使ったか」「ブログ記事1本に何時間かかったか」が数字で見える。

SIerとして工数管理の発想に近い。プロジェクトの見積もり精度を上げるためにタスクごとに時間を計測する、あの感覚だ。

ただし、Toggl Track単体ではタスク管理はできない。NotionやGoogleカレンダーと併用する人が多い。タスクは別ツールで管理し、Toggl Trackは「タイマー」として使う組み合わせだ。

AI連携は限定的だが、月次レポートのCSV出力をChatGPTやClaudeに投げて「先月の作業傾向を分析して」と依頼するパターンは効く。

合う人:「副業に何時間使えたか」を数字で見たい人・工数感覚で副業を回したい人。
合わない人:計測が面倒に感じる人・タスク管理だけで十分な人。

結論:副業初心者の最初の組み合わせはこれだ

1年間で4つを試した結論を書く。「最初の3ヶ月」を生き残るためのおすすめ構成は次のとおりだ。

フェーズ推奨ツール役割
副業開始〜1ヶ月目Googleカレンダーのみ時間ブロックで「やる時間」を確保する
1〜3ヶ月目Googleカレンダー+簡単なToDoメモ慣れてきたらタスクの可視化を追加
3ヶ月以降Googleカレンダー+Notion(記録用)振り返りと記事ストックを一元化
収益化フェーズ上記+Toggl Track時間単価を計測して稼働を最適化

「最初からNotionで完璧なワークスペースを作る」のは、開始当初の最大の罠だ。設計に時間を吸われて、副業そのものが進まない。

Googleカレンダーで時間を確保するだけで、最初の3ヶ月はほとんどの問題が解決する。これが22歳SIerが1年間試した結論だ。

副業の三日坊主を仕組みで防ぐ方法【会社員向けガイド】

ツールを揃えても続かない人が見落としていること

正直に書く。ツールを選ぶだけでは副業は続かない。

1年間で気づいたのは、「最高のツール」を探し続ける時間そのものが、副業継続を邪魔しているということだ。Notionが続かなければTodoistを試す。Todoistがダメなら次のツール。これを繰り返している間に、半年が経っている。

先に言っておくと、ツールを乗り換え続ける「ツール探しループ」は、続けている気になれる分むしろ厄介だ。新しいツールを試すたびに設定し直すので、肝心の副業作業はいつまでも進まない。ツールは2つまで、と決めてしまうのが安全だ。

大事なのは「ツールを使って何を仕組み化するか」の設計だ。ツールはその設計を実行する部品でしかない。仕組みそのものの作り方は、こちらにまとめている。

時間・タスク・環境の3層で副業を仕組み化する方法はこちら

副業タスク管理ツールのよくある質問

Q1:副業のタスク管理は無料ツールだけで十分?
十分だ。少なくとも最初の3ヶ月は、Googleカレンダー(完全無料)だけで困らない。収益が安定して「時間単価を最適化したい」段階になってから、有料プランや計測ツールを足せばいい。続くかどうかわからない段階で課金するのは早い。

Q2:Notionは副業初心者に向いてる?
正直、最初の1本目のツールには向かない。自由度が高い分、設定に時間を吸われて作業が進まなくなりやすい。まずGoogleカレンダーで時間を確保する習慣をつけ、3ヶ月続いてから「記録・振り返り用」としてNotionを足すのがおすすめだ。

Q3:タスク管理アプリと時間管理アプリ、どっちを使うべき?
会社員の副業なら、まず時間管理(Googleカレンダー)から入るほうが続きやすい。「やることリスト」より「やる時間の予約」のほうが、疲れた夜でも動けるからだ。タスクの量が増えてきたら、ToDoツールを足す順番でいい。

Q4:本業のツールと副業のツールは分けるべき?
分けたほうがいい。本業のOutlookやTeamsに副業タスクを混ぜると、頭の切り替えができず、休日も仕事モードが抜けなくなる。アカウントやアプリを分けて、物理的に「副業の場所」を作るのがおすすめだ。

Q5:AIと連携させると何が便利になる?
「今日やること」を考える手間が減る。ChatGPTにタスク分解を任せてリスト化したり、Toggl Trackの作業ログをAIに分析させたりすると、判断の負担が軽くなる。具体的なやり方は関連記事で解説している。

まとめ:道具は選ぶより、使い続けるほうが100倍難しい

ツール比較を一通り見てきたが、最後にもう一度言う。

道具は選ぶより、使い続けるほうが圧倒的に難しい。続けやすさが第一、無料で始められることが第二、本業と両立できることが第三。この3軸で選んだら、あとは使い続けるだけだ。

今日やること2つ:

  • Googleカレンダーを開いて、今週の「副業タイム」を3コマだけ予定として入れる
  • それぞれのコマに「何をするか」を1行だけ書く

これだけで今日は十分だ。複雑なワークスペースを作る必要はない。ツール探しに1週間かけるより、今夜カレンダーに3コマ入れた人のほうが、確実に前に進んでいる。

ツールの次は「考える手間」をAIに任せる段階へ

ツールで「やる時間」を確保できたら、次は「今日何をやるか」を考える手間を減らす番だ。ここはAIに任せると一気に楽になる。具体的な使い方は関連記事にまとめている。

ChatGPTにタスク分解を任せて副業を続ける仕組みはこちら
AIで副業の作業時間そのものを半分にする方法はこちら

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このブログについて
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優太
22歳SIer会社員 / 継続ラボ運営
副業を3回三日坊主で終わらせた後、 仕組みで解決できることに気づく。 続けられない人が変わるための情報を発信中。
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