IT転職か副業か迷ってる20代へ|SIerが出した正直な答えと判断チェックリスト
副業を始めてみたけど、3ヶ月も経たないうちに続かなくなった。そのうち「いっそIT転職してしまえば副業しなくてよくなるんじゃないか」という考えが頭をよぎりはじめていませんか。
正直、自分も同じ状態でした。SIerに入る前、副業を何度か試みて、どれも続かなかった。そのときに真剣に「転職と副業、どっちを先にやるべきか」を考えた経験があります。
この記事では、その答えをまとめます。どちらかに誘導する記事ではなく、あなたが自分で選べる判断軸を渡すことが目的です。なお、この記事には転職サービス・スクールのアフィリエイトリンクを含みますが、両方のデメリットも正直に書きます。

先に言っておくと、自分は「絶対こっちにしろ」と言う気はない。両方やった結果として、迷ってる人に渡せる判断軸ができたから、それを正直にシェアします。
なぜ「副業か転職か」で迷うのか?あなたが決断できない本当の理由
迷う原因は、情報が足りないからではない。「同じ軸で比べていないから」だ。これを理解すると、決断がぐっと楽になる。
副業が続かなかったのは「意志が弱い」からじゃない
まず、自分を責めるのをやめてほしい。副業が3ヶ月続かなかったのは、意志の弱さではなく、仕組みがなかっただけだ。
仕事で疲れた夜に「今日は何をしよう」とゼロから考える設計では、誰でも続かない。これは構造の問題で、性格の問題ではない。続かなかった事実だけで「自分には向いていない」と判断するのは早い。
続かない原因をもっと深く知りたい人は、こちらにまとめている。
副業が続かない本当の原因と仕組みで解決する方法はこちら
「転職すれば解決するかも」という発想が浮かぶのは自然なこと
「副業がうまくいかない→じゃあ転職で環境ごと変えたほうが早いのでは」という発想は、逃げでも甘えでもない。むしろ合理的な思考だ。
副業は「今の生活に上乗せで稼ぐ」挑戦で、転職は「収入の土台そのものを変える」挑戦だ。性質がまったく違う。だから「どっちが正解か」ではなく、「今の自分にはどっちが向いているか」で考えるのが正しい。次の章で、同じ軸に乗せて比べてみる。
副業とIT転職、同じ軸で比べたら何が見えたか【比較表あり】
「どっちがいいか」は、バラバラの基準で見ているうちは決まらない。時間・収入・リスク・スキルという同じ4軸に乗せると、自分に合うほうが見えてくる。
時間・リスク・収入到達速度・スキル習得、4軸で比較する
| 比較軸 | 副業を先にやる | IT転職を先にやる |
|---|---|---|
| 始めるまでの時間 | 1〜2週間で着手できる | 準備・選考で2〜3ヶ月かかる |
| 収入が増える速さ | 遅い(数ヶ月は収益ゼロ) | 速い(入社後すぐ月収が上がる) |
| リスク | 低い(本業を続けたまま試せる) | 中(環境が変わる・試用期間がある) |
| スキルの伸び方 | 自力次第でばらつく | 実務環境で強制的に伸びやすい |
| 会社員への影響 | 副業禁止規定の確認が必要 | 転職という大きな決断が必要 |
表を見るとわかるが、副業は「低リスクだが収入が遅い」、転職は「決断は重いが収入が速い」という対照になっている。どちらが優れているではなく、自分が今「リスクの低さ」と「収入の速さ」のどちらを優先したいかで決まる。
SIerという職場が副業と転職の難易度に与える影響
会社員、特にSIerやメーカー系の場合、いくつか固有の事情がある。
残業や客先常駐が多いと、副業に使える夜の時間が読めない。また、就業規則で副業が禁止されている会社もある。一方で転職の面では、IT業界は人手不足で、20代という若さ自体が大きな武器になる。20代の未経験は「ポテンシャル採用」の対象になりやすく、年齢が上がるほどこの枠は狭くなる。
先に副業を始める場合の注意点を1つ。勤務先の就業規則は必ず確認してほしい。副業禁止の会社で黙って始めると、後でトラブルになる。住民税を普通徴収にするなどの対策もあるが、まず規定の確認が最優先だ。
あなたはどちらタイプ?3つの質問で判定する【チェックリスト】
ここが本題だ。次のチェックリストで、自分がどちらに向いているかが見えてくる。当てはまる数が多いほうが、今のあなたに合っている。
この3つに当てはまるならIT転職を先に動くべき
- □ 今の職場の環境や将来性に、はっきりと閉塞感を感じている
- □ 副業を試したが3ヶ月以上は続かなかった(自力で走り続けるのが苦手)
- □ 副業の小遣いより、本業の収入そのものを上げたい
3つとも当てはまるなら、転職を先に動くほうが向いている。理由はシンプルで、転職は「環境が強制的に背中を押してくれる」からだ。一人だと続かなかった人ほど、実務という逃げられない環境のほうがスキルが伸びる。収入も入社後すぐ上がる。
未経験から独学で転職した自分の実感として、「一人で副業を続けられなかった自分」が、転職して実務に入った途端にスキルが伸びたのは、環境の力だった。意志ではなく環境で解決するのも、立派な戦略だ。
この3つに当てはまるなら副業を先に試すべき
- □ 転職してまでやりたい方向が、まだはっきり定まっていない
- □ 今の会社を辞めるリスクは取りたくない・取れない事情がある
- □ まず「自分で稼げた」という小さな成功体験がほしい
こちらに当てはまるなら、副業を先に試すほうが向いている。本業を続けたまま低リスクで「稼ぐ感覚」を確かめられるし、その経験が後の転職判断の材料にもなる。ただし前提として、続けるための仕組みは必要だ。意志に頼ると、また3ヶ月で止まる。
判定の軸はシンプルだ。「環境を変えて強制力で伸びたい」なら転職先行、「リスクを抑えて自分の可能性を試したい」なら副業先行。どちらも正解で、間違いは「迷ったまま何も動かないこと」だけだ。
転職タイプと出た人へ:未経験か経験者かで動き方が変わる
転職を先に動くと決めたら、次は「自分が実務未経験か経験者か」で進む道が分かれる。ここを間違えると、登録しても求人を紹介されなかったり、合わない求人ばかり来たりする。
実務未経験の人(ITエンジニアとして働いた経験がない)は、いきなり経験者向けの転職エージェントに行くと断られやすい。まずは未経験から就職までサポートしてくれるサービスが現実的だ。たとえばウズカレITは、未経験からIT職を目指す人向けのスクール+就職支援で、経済産業省のリスキリング支援事業に認定されており受講料は無料。35歳以下が対象で、最短1ヶ月での就職を目指せる。自分も未経験スタートだったので、伴走してくれる環境の価値は実感としてわかる。
すでにITエンジニアの実務経験がある人は、経験者向けエージェントで市場価値を正当に評価してもらうのが近道だ。TechGoはITエンジニア・ITコンサルに特化したハイクラス転職エージェントで、キャリアアドバイザーの約8割が元エンジニア・ITコンサル出身。年収交渉に強く、利用者の多くが年収アップを実現している。「今の年収に納得いかない」段階の経験者に向く。
どちらも、まず無料で話を聞くだけでいい。経験者別のIT転職サービスの詳しい比較は、こちらでも解説している。
経験レベル別・IT転職サービスの比較はこちら
転職先行でも副業先行でも「どちらも諦めない」キャリアルートがある
ここで一番伝えたいことを書く。副業か転職かは、一生どちらか一方を選ぶ二択ではない。順番の問題でしかない。
IT転職後に副業がやりやすくなる理由(エンジニアスキルの転用)
意外に見落とされがちだが、IT転職してエンジニアスキルを身につけると、そのスキルがそのまま副業の武器になる。
プログラミングを実務で扱えるようになれば、クラウドソーシングで開発案件を受けられる。つまり「転職先行ルート」は、副業を諦めるルートではなく、むしろ後から副業をやりやすくするルートでもある。本業で力をつけてから、余裕が出たタイミングで副業に展開する。これが一番無理のない流れだ。
副業先行→転職という逆ルートが有効な人の条件
逆に、副業を先にやって、その実績を転職の武器にするルートもある。副業でプログラミングや動画編集の成果物を作っておくと、転職活動で「これを作りました」と見せられる。未経験でも、ポートフォリオがあるだけで説得力がまるで違う。
「副業先行」を選ぶなら、まず稼ぐスキルを身につけるところから始まる。自分の狙うジャンルで選んでほしい。
- プログラミングで稼ぎたいなら →SkillHacks(スキルハックス)
- (初心者向け・買い切り)/無期限サポート重視なら 忍者CODE
- 動画編集で稼ぎたいなら → 最短・最速で脱動画編集初心者|Movie Hacks(ムービーハックス)
- AIを使って稼ぎたいなら → DMM 生成AI CAMP
ただし、副業先行で一番大事なのは「続ける仕組み」だ。スキルを学んでも、続かなければ実績は積み上がらない。ここを甘く見ると、また3ヶ月で止まる。
副業を仕組みで続ける方法はこちら
迷い続けることだけが、一番もったいない
ここまで読んで、自分がどちらタイプか、なんとなく見えてきたはずだ。最後にもう一度整理する。
- 環境を変えて強制力で伸びたい・収入を早く上げたい → 転職先行
- リスクを抑えて自分の可能性を試したい・小さな成功体験がほしい → 副業先行
- 転職してスキルを得てから副業、という順番もある(どちらも諦めない)
どちらを選んでも失敗ではない。一番もったいないのは、迷い続けて何もしないまま時間だけが過ぎることだ。転職活動は動き出すまでに2〜3ヶ月かかる。20代という武器は、待っているあいだも少しずつ目減りしていく。
今日できる、一番ハードルの低い一歩はこれだ。
- 転職タイプ(未経験)→ ウズカレITに無料で相談する
- 転職タイプ(経験者)→ TechGoに無料で相談する
- 副業タイプ → SkillHacksなどで稼ぐスキルを学び始める
どれも、まず無料で話を聞く・内容を見るだけでいい。それだけで、迷っていた状態から一歩前に出られる。
副業を先に試すと決めた人は、続けるための仕組み作りをこちらで。
副業を三日坊主で終わらせない仕組みの作り方はこちら
