転職・キャリア

副業が続かないなら転職の方が得?年収・時間・リスクを20代目線で5軸比較

IT転職と副業を年収・時間・リスクの5軸で比較した20代会社員向けの図
優太

副業、始めたけど続かなかった。転職、考えたけど怖くて動けなかった。

「どっちを選べばいいの?」——ずっとそう迷っていた人へ。書いているのは、未経験から独学でIT業界に転職した22歳のSIer会社員です。自分も副業を何度も挫折して、転職も怖かった。その「迷っている時間」が一番もったいなかったと、今は思います。

この記事では、IT転職と副業を年収・時間・リスク・継続難易度・将来性の5軸で、数字を交えて比較します。最後まで読めば「自分はどっちに賭けるべきか」が見えてくる。所要時間は約8分です。なお、この記事には転職・スクールのアフィリエイトリンクを含みますが、両方のデメリットも正直に書きます。

先に断っておくと、この記事の数字はあくまで「目安」だ。年収や成果までの期間は、本人のスキル・職種・地域・努力量で大きく変わる。数字は判断の出発点として使い、最終的には自分の状況に当てはめて考えてほしい。

正直に言う。副業が続かない人には、副業は向いていない可能性がある

多くの記事は副業のメリットから始める。でもこの記事は、あえて逆から入る。あなたが「副業が続かない」タイプなら、それを知っておくことが一番の判断材料になるからだ。

副業で稼ぐための「継続コスト」を知っていますか?

副業の最大の特徴は、「続けないと収入がゼロになる」ことだ。

副業は成果が出るまでに、一般的に数ヶ月から1年かかる。その間ずっと手を動かし続けないと、収入は発生しない。週に10〜20時間を継続的に投下できる人なら強いが、「3ヶ月で挫折した経験がある人」にとっては、この継続コストそのものが最大の壁になる。

つまり、副業が続かなかった人が再び副業に賭けるのは、自分の一番弱いところで勝負することになりかねない。これは厳しいようだが、正直に知っておいたほうがいい事実だ。

続かない原因と対策をもっと深く知りたい人は、こちらにまとめている。
副業が三日坊主になる会社員の対策はこちら

転職は「続けなくても年収が変わる」という事実

一方、転職は構造がまったく違う。入社してしまえば、毎日頑張り続けなくても基本給は毎月振り込まれる。

転職活動という「初期コスト」は数ヶ月かかるが、それを乗り越えれば年収という土台そのものが上がる。あとは普通に働くだけで、上がった年収が継続する。副業のように「毎月ゼロから積み上げる」必要がない。

一般に、IT・情報通信系は全産業の平均より年収水準が高めだとされる(最新の正確な数値は各種年収調査で確認してほしい)。「コツコツ継続するのが苦手」という自覚がある人ほど、継続コストの低い転職のほうが、むしろリスクが低い選択になり得る。

ここが多くの比較記事が見落とす視点だ。副業は「継続できる人」に向いた選択、転職は「継続が苦手な人」にも年収を上げられる選択。続けられるかどうかが、実は最初の分かれ道になる。

5軸定量比較|IT転職 vs 副業スキルアップ、20代にとって本当に得なのはどっち?

感覚で迷っていても答えは出ない。同じ5軸に乗せて、数字の目安で比べてみる。

年収・学習時間・成果期間・継続難易度・リスクの5軸で見る

比較軸IT転職(未経験→IT系)副業(スキル系)
収入の増え方の目安転職成功で年収の土台が上がる軌道に乗れば月数万円〜(継続前提)
成果が出るまでの目安転職活動の数ヶ月で完結数ヶ月〜1年以上かかることも
必要な時間活動期に集中的に必要継続的に毎週まとまった時間
継続難易度低い(入社後は継続不要)高い(続けないと収入ゼロ)
主なリスク転職のミスマッチ(再転職は可能)時間を投下しても収益ゼロが長引く
副業との相性良い(転職後に副業しやすい)本業との両立が前提

※数値感は一般的な目安で、個人差が大きい。自分のスキルや職種に当てはめて読み替えてほしい。

表で見ると、両者の性格がはっきりする。転職は「継続難易度が低く、収入の土台が速く上がる」。副業は「リスクは低いが、継続できないと成果が出ない」。「続ける自信があるか」を軸に選ぶと、迷いが減る。

「IT転職した後の方が、副業もやりやすくなる」二段階戦略

ここで、多くの比較記事が触れない視点を出す。副業か転職かは、二択ではなく「順番」の問題でもある。

IT企業に転職してエンジニアスキルを身につけると、その後の副業が一気にやりやすくなる。理由は3つある。1つ目は、副業OKの会社がIT業界には比較的多いこと。2つ目は、身につけたスキルで受けられる副業の単価が高くなること。3つ目は、リモートワークなどで副業に使える時間を確保しやすくなることだ。

つまり「転職先行」は副業を諦めるルートではない。むしろ先に年収の土台とスキルを作り、その上で副業を乗せるという、無理のない二段階戦略になる。「どちらか一方しか選べない」という思い込みは、ここで手放していい。

【自己診断】あなたはIT転職向き?副業継続向き?3問で判定

ここまでの比較を、自分に当てはめてみよう。次の3問に答えてから、結果を読んでほしい。

  • Q1. 副業を始めたが3ヶ月以内に辞めた経験が1回以上ある
  • Q2. 今の年収が「絶対的に低い」と感じている(しっかり上げたい)
  • Q3. 毎日コツコツ作業するより、一発で環境を変えたいと感じる

診断結果と「あなたへの処方箋」

2つ以上「はい」→ IT転職タイプ
環境を変えることであなたの力が引き出される可能性が高い。継続が苦手でも、実務という逃げられない環境がスキルを伸ばしてくれる。年収の土台も早く上がる。

1つ以下「はい」→ 副業継続タイプ
今の環境を維持しながら、低リスクで可能性を試すのが向いている。ただし「続ける仕組み」を先に作るのが絶対条件。意志に頼ると、また3ヶ月で止まる。

どちらも惹かれる→ 二段階戦略タイプ
先に転職で土台を作り、その後に副業を乗せるルートが合う。焦って同時にやらず、順番に積み上げればいい。

正直、昔の自分はずっと「副業タイプ」だと思い込んでた。でも何度も挫折して気づいた。自分は環境を変えたほうが伸びるタイプだった。診断で出た意外な結果のほうが、案外当たってたりする。

タイプ別・今日からの最初の一手

診断結果が出たら、あとは小さく動くだけだ。タイプ別に、保有案件の中から現実的な一歩を挙げる。

IT転職タイプへ:未経験か経験者かで道が分かれる

転職を選ぶなら、自分が「実務未経験か経験者か」で進む道が変わる。ここを間違えると、登録しても求人を紹介されないことがある。

実務未経験の人(ITエンジニア経験がない)は、未経験から就職までサポートしてくれるサービスが現実的だ。ウズカレITは、未経験からIT職を目指す人向けのスクール+就職支援で、経済産業省のリスキリング支援事業に認定されており受講料は無料。35歳以下が対象で、最短1ヶ月での就職を目指せる。自分も未経験スタートだったので、伴走環境の価値は実感している。

ウズカレITで未経験から1ヶ月就職を目指す(受講料無料)→

すでにITエンジニアの実務経験がある人は、経験者向けエージェントで市場価値を正当に評価してもらうのが近道だ。TechGoはITエンジニア・ITコンサルに特化したハイクラス転職エージェントで、キャリアアドバイザーの約8割が元エンジニア・ITコンサル出身。年収交渉に強い。「今の年収に納得いかない」段階の経験者に向く。

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経験レベル別のIT転職サービスの詳しい比較は、こちらにまとめている。
経験レベル別・IT転職サービスの比較はこちら

副業継続タイプへ:まず稼ぐスキルと続ける仕組みを

副業を選ぶなら、稼ぐスキルを身につけるところから始まる。狙うジャンルで選んでほしい。

ただし、副業継続タイプにとって本当の勝負は「続けられるか」だ。スキルを学んでも、続かなければ収入にならない。続ける仕組みを先に作ってほしい。
副業を仕組みで続ける方法はこちら

どちらが正解かではなく、自分に合った一手が決まったはず

5軸で比べて、診断もして、自分がどちらタイプか見えてきたはずだ。最後にもう一度だけ整理する。

  • 継続が苦手・年収を早く上げたい → 転職タイプ(未経験はウズカレIT、経験者はTechGo)
  • リスクを抑えて可能性を試したい → 副業タイプ(スキルを学んで仕組みで続ける)
  • どちらも惹かれる → 転職で土台を作ってから副業を乗せる二段階戦略

どちらを選んでも失敗ではない。一番もったいないのは、副業も転職も中途半端なまま、迷っているうちに年齢だけ重ねることだ。特にIT転職は20代の若さ自体が武器になる。迷っている時間にも、その武器は少しずつ目減りしていく。

今日できる、無料の一手はこれだ。まず話を聞く・内容を見るだけでいい。

「また調べるだけで終わった」を、今日で終わりにしよう。動いた人から、迷いは消えていく。

「そもそも副業か転職かをじっくり判断したい」人は、判断チェックリストの記事も用意している。
IT転職か副業か、判断チェックリストで決める記事はこちら

このブログについて
優太
優太
22歳SIer会社員 / 継続ラボ運営
副業を3回三日坊主で終わらせた後、 仕組みで解決できることに気づく。 続けられない人が変わるための情報を発信中。
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